金型鋳造
グラビティ鋳造
鋳鉄や耐熱合金鋼で造られた鋳型で直接溶湯を注入する鋳造方法です。
砂型鋳造に比べ、鋳造時の冷却速度が速く、鋳物の表面(鋳肌)が美しく、寸法精度のよい緻密な鋳物が出来る特徴を持っています。コスト面では、砂型に比べ金型製作費用が掛かりますが、製品コストは砂型を毎回造る事が不要の為、安価になります。
量産に適した方法と言えます。少量での金型鋳造も積極的に取り組んでいます。
ダービル鋳造
機械を任意角度まで傾ける事が出来る設備で、湯溜りに溜めたアルミ溶湯を可傾速度を制御し静かに鋳型内に溶湯を注入していきます。
一般的な重力鋳造に比べ注湯時の乱流が少なく、酸化による不純物の混入を少なくします。
ダービル鋳造は数が30ヶ/ロット以上、薄肉でない物に使用しています。中子必要なものは以下の方法で製作可能です。
①社内コールドボックス ②社内フラン ③社外シェル
低圧鋳造
金型を使用した、低圧鋳造になります。
砂型と比べ鋳物の異肌が美しく寸法精度のよい鋳物が出来る特徴があります。
30ヶ/ロット以上の物に適しています。
中子必要なものは以下の方法で製作可能です。
①社内コールドボックス
②社外シェル